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2024/12/07
立ち向かえ、千年紡いだ、この愛のため。
時は明治──。
新時代に浮足立つ、華やかな帝都。
美術商の父と暮らす双葉(主人公)が手にしたのは、古い神楽鈴。
それは陰陽師の力を目覚めさせる鍵だった。
「その力で、帝都を守ってほしい」
戸惑う双葉の前に現れたのは
前世の縁で結ばれた妖(あやかし)たち。
「思い出したんだ。最期の約束を」
文明開化の影でうごめく陰謀。
次第に明らかになる千年前の悲劇。
今再び、双葉と妖の
運命の物語が始まる──…。